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気晴らし日記

2020.03.12


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朝4時
新型コロナと3.11の9年後の空気に強風が重なって絶妙な雰囲気の朝、脳内でシコブアルキが歌っている。米農家の我が家はコロナの余波で先週まで忙しく都心の買い占め騒動の雰囲気を感じていたのだが一転、田舎ゆえ買い占めにも限界があるのか、物流も追いついていてトイレットペーパーもティッシュも紙おむつも通常通りで、特別に買い足すこともなく生活できていて落ち着いている。夫の確定申告書類と私の市民税県民税申告書類を提出すれば、20日くらいからは氷点下になりそうもないのでいよいよ春の農作業開始という感じ。
田舎の米農家の奥さんとなってもう6年が経とうとしている。大学入学と同時に愛知を出てから静岡に5年、東京に5年、ついに山梨の田舎での生活が意思のある居住地では一番長くなった。3.11(私はツアーで大阪までのバス移動中、山梨県内のサービスエリアで足止めされ、夜中に大阪へ着いた。)と原発をきっかけとして食に興味を持ち、体調が悪くなり玄米を食べ始め、今やゆるマクロ(ざっくりのマクロビオティック生活)で理由のない不調は無い。新型コロナが本当はどういう経緯で生まれたのか、どういう意味で拡散しているのか真相はわからないけれど、何かのきっかけになり、未来が良くなるよう動ける人が増えることを願うのみ。こんな時代に5歳と2歳で今から世を背負っていく子どもを育てている母親として、食事と健康、それから哲学、なるべく優しい顔で手助けしていかなくてはいけない。責任重大でありがたい。

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