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〜ワニの涙〜
ワニって獲物を食べる時に涙を流すんだって。そんなの悲しいから出る涙なわけないじゃん。だけどなんだかちょっとドキドキしちゃう。そんな思い込みに似た日々の心の動き。基本ロマンティック。基本ノスタルジー。

命の長さ


今日は「動物愛護フェアーかわさき」に行ってきました!
あいにくの豪雨の中、会場の麻生区役所に辿り着くと。。。

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豚さんがお出迎え!

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ヤギさん&羊さんも!

会場では、映画「豚がいた教室」を上映していました。
前から気になっていた映画で、でも見ると考えさせられてしまう事が分かっていたから、今までは見ないでいました。
でも、この機会にやっぱり見ようと思い、今日はスクリーンの前に座りました。

その映画とは。

小学6年生のあるクラスで、担任の先生の提案から、子豚を「飼育して最後に食べる」という目的で飼い始めるのです。
一年間、卒業まで豚をPちゃんと名付けかわいがる生徒達。
小屋を手作りしたり、毎日残飯を集めたり、小屋の掃除をしたり。
時には豚がいなくなってみんなで探したり、台風で小屋が飛ばされそうになった時は、みんなが雨の中学校に駆けつけて豚を守ったり。
一緒に遊んだり、歌ったり。
そんな一年が過ぎて、卒業まであと1週間。
先生は生徒に問いかけます。

「Pちゃんをどうするか?下級生に世話を引き継いで飼っていくのか、それとも食肉センターにに送って食べるのか。」

この問いに生徒達は真剣に向き合います。
毎日話し合いを続けます。

「食べる事は殺す事だ!」
「自分達で飼い始めたんだから、自分達で食べてあげた方がいい!」
「Pちゃんは仲間だから食べる事は出来ない!」
「Pちゃんも他の豚も命は同じだから、食べるべきだ!」

「命の長さは誰が決めるのですか?」

こんな意見が飛び交います。

最後の結論は皆さん自分の目でこの映画を見てみて下さい。

この問いに対して、正しい答えとか間違っている答えとか、ないと思います。
私がこのクラスにいたら、一年間も一緒に過ごしてきた命を食べる事はどうしてもできないと答えたと思う。

でも、普段から私たちは命を食べて生きている。

ハンバーガーの肉にしたって、ツナ缶だって、加工されて形が変わっているけど、元は豚や牛、魚。

それを食べて私たちは命を保っていられるんだ。

一緒に生活をしてくれば、それはもう自分の仲間になり、愛情が生まれ、なるべく長く一緒にいたいと願うのは当然の感情だと思う。

でも、普段食べている、肉や魚だって、同じ命だという事を忘れてはいけない。
それを食べられることの幸せ。
「ありがとう」という気持ちを込めて、無駄にしないで食べること。
これが大切なんだと思う。

この映画を見て、今自分が元気に食べる事ができて、健康でいることに、とても感動しました。
命は命を繋いでいくということ。
当たり前の事に、気づかされた瞬間でした。

みなさんはどう思いますか?

それにしても、先生役が妻夫木くんだったので、「こんな先生がいたらいいなぁ」と何度も思いました(笑)。

最後に、羊さんの仲良しショットを↓

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