なぞなぞ
山本精一
CXCA-1148 ¥2,571 (税抜価格)+税 /[CD] /2003.11.28
羅針盤、ROVO、MOSTなどのバンドで活躍する関西の奇才、山本精一のソロ名義作で、全曲がギター弾き語りの作品だ。といっても、たとえば羅針盤のような叙情的ポップスとはまったく異なり、山本のスカムな変人ぶりが炸裂するアルバムになっている。「シャケが2匹でB1からエスカレーター乗り継いで」「私のたぬきはよいたぬき」といったストレンジな言葉が歌詞に頻発する。演奏にしてもただの伴奏ではなく、急激に展開が変わったり、やおら轟音ノイズ・ギターがあったりとやりたい放題。こうしたぶっ飛んだ変態性こそ山本の本質であり、彼の最もコアな部分が表現された作品といえる。(小山 守)
- 01. もの投げるなや
- 02. 何かある
- 03. アフタービーツ
- 04. 泥棒の君
- 05. 沈黙
- 06. 赤ん坊の眼
- 07. B1のシャケ
- 08. たくさんの顔
- 09. あんなに好きだったこと
- 10. たぬき
- 11. たのしいと思えたら
- 12. 人形が好きなんだ
- 13. サジタリアス
- 14. 食堂
- 15. “SIGH
- 16. ヤシガニさん
- 17. 弱虫
- 18. 名前なんかつけたくないうた
Disc 1