GRANOLA

矢野顕子

MDCL-1256　￥2,816 (税抜価格)+税 ／[CD] ／1993.9.21

[1987年発売。矢野顕子10枚目のアルバム。

[80年の『ごはんができたよ』から続くように今作も坂本龍一を共同プロデューサーに迎えているが、82年の『愛がなくちゃね』のような東京と外国とで半分ずつ作る方法ではなく、ほとんどを東京で制作しミックスの半分だけをNYで行っている。 「ふりむけばカエル」はNHK『みんなのうた』のために作られた楽曲で、糸井重里を作詞に迎えたことで矢野のユーモラスな面が上手く引き出された。「Levee Break」は『JAPANESE GIRL』のリトル・フィートやティン・パン・アレーを思い出すリズム隊が特徴的。佐野元春とのデュエット曲「自転車でおいで」はギターとエレビのコード感が美しく、どことなく暗いアンニュイな雰囲気が漂う。またはっぴいえんどの名曲「風をあつめて」を自由に面白くアレンジしたバージョンや、同じくはっぴいえんどの「無風状態」の矢野のピアノ弾き語りバージョンなども収録されている。

Disc 1

• 01.　わたしたち
• 02.　風をあつめて
• 03.　やがて一人
• 04.　Un Jour
• 05.　無風状態
• 06.　花のように
• 07.　ふりむけばカエル
• 08.　Levee Break
• 09.　Röslein auf der heiden
• 10.　自転車でおいで
• 11.　おおきいあい