2020.12.29
ベトナムのアヴァン・ポップトリオ、Quyechの2ndシングル『Chi Duong』配信スタート!
こんにちは、midizine編集部です。MIDI INC.が手がけるベトナム・ハノイを拠点に活動するアヴァン・ポップトリオQuyechの2ndシングル『Chi Duong』が先日、デジタルで正式に配信開始となりました。
https://open.spotify.com/embed/track/7CzyhroEc5ZQSwKWajM0fy
彼らは2018年、自主制作による1stシングル『Doc Thoai』をリリースしています。本楽曲はベトナム国内で大きな反響を呼び、現在は87万回再生されています。
MIDIはベトナムハノイを訪れ、彼らに会い、音楽制作をサポートすることになりました。Doc Thoaiのリリース以降、表向きは音沙汰がないかのように見えていた彼らでしたが、水面下ではMIDIとともに楽曲の制作を進めてきました。
先月はMIDIのYouTubeチャンネルにて『Chi Duong』のMVがリリースされています。ベトナムのイラストレーターとともに作り上げた、美しい作品です。
今後もMVや音源のリリースが続々と控えておりますので、乞うご期待!
以下、本楽曲の歌詞の和訳となります。抽象度の高い詩ですが、Quyechの美しい世界観をより深く理解し、楽しむ一助となれば幸いです。
Chi Duong(Directions)
昔、古い山の頂上に木があった
それはとても高くそびえていた
その高木は森の獣たちが進む場所に影を塗った
それは野生の馬
その野生の馬に手いっぱいのランバイの葉を贈ろう
そして南に向かってついていく
南の土地をさっと撫で、大きな湖の深みへ
長い間探し求められていた音楽を見つけるためにリラリラ
それは知られていない
その音楽がさまよい人のサインであることは
円の中で迷っている?
ああ、さまよい人よ
自分についてよく考えてください
音楽が止まったとき
メロディーは一つも覚えられていないだろう昔、大きな湖の下に音楽があった
山や森の背後から遠く離れた場所に隠されていた
山や森の横に村があった
そこでは誰もが聴く機会を待ちわびていた
しかし、彼らの中の誰に、
何千マイルもの距離を歩き、聴く機会があったのだろうか
そしていくつかの金言のために何千マイルもの距離を歩き、
全ては空っぽの耳へと帰すリラリラ
それは知られていない
その音楽がさまよい人のサインであることは
円の中で迷っている?
ああ、さまよい人よ
自分についてよく考えてください
音楽が止まったとき
メロディーは一つも覚えられていないだろう昔、どこから来たのか分からない吟遊詩人がいた
世界の悲哀を羽織っていた
それでも彼は、彼の世界で彼ほどの悲哀を見たことがなかった
その大きな湖の下にあるものを除いては
ここの大きな湖の、奥深くに音楽が眠っていた
それはとても深く、世界の中心によく収まっている
そして、いくつかの金言のために世界の距離を歩いた
彼は空っぽの耳に帰すことを恐れるべきではないのだろうか?リラリラ
それは知られていない
その音楽がさまよい人のサインであることは
円の中で迷っている?
ああ、さまよい人よ
自分についてよく考えてください
音楽が止まったとき
メロディーは一つも覚えられていないだろうリラリラ
しかし、あなたが恐れるのが
何千年もの間、深みの中で僕と生きてきた
その幻ではないのだとしたら
あなたはおそらく、
この音楽が人生を長くするためだけに歌われると
信じていたのだろうか?