2023.08.05
FLAT FACE『face』が最新リマスタリングでヴァイナル・リイシュー!
1986年にリリースされた、FLAT FACEの唯一のアルバム。後に「早すぎた渋谷系」と称賛され、時代を経るごとに様々な世代から支持を得てきたこのアルバムが遂に最新リマスタリングでヴァイナル・リイシュー。 日本ロック黎明期の伝説のバンド、葡萄畑のドラマーであった武末充敏氏によるポップ・ユニット、FLAT FACE(フラットフェイス)唯一のアルバム。’80年代のエル・レーベルやクレプスキュール、コンパクト・オーガニゼイションなどにも通じる、丹念に作りこまれた打ち込みを中心にアコースティックな質感もブレンドされた、洗練されたヨーロピアン・サウンド。ネオ・アコやフレンチ・ポップなど後の渋谷系サウンドを予見させるような「シェリーに口づけ」のカヴァーや、ヴァ―ナ・リンドの「アテンション・ストックホルム」を想起する「ガス燈の下で」、また渋谷系以降の音響系やエレクトニカにも通じる雰囲気さえ漂わせる「池を越えて」や「私もヒゲが欲しい」等々、早すぎたフューチャー・ポップを詰め込んだ奇跡の1枚。1曲目の「HONEYMOON IN PARIS」は九州KBCの人気番組「るり色の砂時計」で2009年までオープニングとしてオンエアされていました。 リマスタリング・エンジニアは原真人。小柳帝による書き下ろしライナー・ノーツを収録。 (オリジナルリリース1986年)